ゆらちゃんの巣立ち。
2016年に下半身不随のプラリをご家族にお迎えしていただいた方から
以下、メールが8月18日に届きました。
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ご無沙汰しております。みかん(プラリ)の里親のKです。
実はゆらちゃんを譲渡していただけないかと考えております。
このご時世ではありますが、今回はそちらへ直接お伺いしたいと思っております。
大変お忙しいかと思いますが、ご検討よろしくお願いいたします。
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驚きと嬉しさと迷いと寂しさと、
いろいろな思いが押し寄せて来た日。
ずっとずっと、その日から考えて考えて
悩んで悩んで・・・
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そして、書いては消し、書いては消し・・・の
なかなか送信できない返信メール。
ようやく、送信。。。
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そして、Kさんから来たメール。
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手もお金もかかる、というのは理解しているつもりです。
が、多分その想像をも超えてくるだろうなぁとも思っています。
みかんはハンデのことも含めてもどうしても譲渡していただきたくて
ご無理を言って、富山までお越しいただいてお譲りいただきました。
本当に素敵なご縁をありがとうございました。
ゆらちゃんは実は当初から譲渡していただきたいと考えておりました。
ですが、入院を繰り返してあまり健康状態がよくなかったので
ブログで経過を追っていました。
私の気持ちとしては、みかんの時とは少し違って、治療の余地はないのか、
ゆらちゃんを引き取ることでYuuさんの負担を減らすことができるのでは、
という思いが強いです。
ですので、Yuuさんが少しでも譲渡を悩まれるようであれば
無理にお願いはいたしません。
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そして、今日・・・・
Kさんが富山からいらしてくれました。
これからの「ゆらちゃん」のことを
たくさんお話しました。
手放すことなど、考えてもいなかった「ゆら」を
任せられる・・・という方に巡り合えた、と感じました。
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「ゆら」は、集まったボラさんたち皆に
スリスリと愛想を振りまき
Kさんが用意してきた大きなケージに、自ら入りました。
泣けました。
朝早くから、「ゆら」のためのご飯を作る作業が
なくなりました。
「にゃーん」と鳴けない「ゆら」の「フニフニ」が
聞けなくなりました。
あちらこちらヨダレを振りまく床のお掃除がなくなりました。
ドアを開けると、いつもそこにいる「ゆら」がいません。
手のかかる、本当に手のかかった息子でした。
でも、愛おしい存在でした。
「ゆらちゃん」
皆が応援している。
君の幸せを。
Kさん、よろしくおねがいします。
ゆらちゃんに家族ができるなんて…正直このままお山で過ごしていくんだろうなと思っていました。
期待を、良い意味で期待を裏切られました。
Yuuさん、少しお寂しいですね。
手のかかる子ほどかわいいといいますし。
暫くは喪失感に苛まれるかもしれませんが…ゆらちゃんの旅立ち。
幸せつかんでくれて本当に嬉しいです(*’ω’*)