今年の終わりに。

明日、あと一日で２０２１年が終えます。
今年も、応援していただける皆さまに支えていただいた一年でした。

保護活動を始めて、２４年の歳月が過ぎます。
歳と共に活動範囲が狭まり、
行き詰ったこともあり・・・で、
思い悩むこともしばしば。

でも、心強いボランティアさんたちに恵まれ
また、応援していただける皆さまに支えられ
活動を続けられています。

今年も、ありがとうの言葉に尽きます。

今年は、思い悩む子たちとの出会いが多く・・・
お口の開かない「ゆらちゃん」
下半身不随の「ミライ」
背中のほとんどが薬品で焼けただれたような「どんべえ」
たくさんのＦＩＰの子たち。
パルボの発生。
もちろん、エイズキャリアや白血病キャリア、ダブルキャリアの子たちなど。

数多く保護すれば保護するほど、
いろいろな出会いがあります。

でも、みんな幸せになるために生まれてきたはず。

ただ、それだけの思いでどうにかこうにかここまで。
いつまで、続くのだろう・・・
いつまで、続けられるのだろう・・・と思います。

でも・・・

まだまだ、終えれない。
のだろうね・・・たぶん。

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お口の開かない「ゆらちゃん」
下半身不随の「ミライくん」
背中火傷状態だった「どんべえ」
みんな、お家が決まって万歳！

ＦＩＰで、ＧＳ治療の「ののくん」「りんちゃん」「シーバ」寛解。万歳！
そして、ＧＳ治療中の「コアラちゃん」元気になりました。
ＧＳが間に合わず亡くなってしまった子もいますが、
ＧＳに巡り合え、ＦＩＰが不治の病でないことが判明。
（完治ではなく寛解です）

パルボも昔は、人間のインフルエンザ治療薬タミフルを使用・・・でしたが、
ほぼ効果なし。
血清を打つことで、ワクチン未接種が１００％命を落とす・・・
ということが、なくなるということが判明しましたが、
血清を作ってくれるところがありません。（はぁ～）

もう・・・
論文が書けそうなほど、いろいろあった一年でした(~_~;)

皆さま、本当にありがとうございました。
来年も、出来る範囲で活動していきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

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今期、４３８匹の猫さんたちをカフェに送り出すことが出来ました。
カフェのスタッフさんたちにもありがとうの気持ちでいっぱいです。

リトルに携わるすべての皆さま
ありがとうございました！

ＮＰＯ法人リトルキャッツ　　日比野　裕子