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飼い主さんに知ってほしい大事なこと

家族の健康と食事の管理

予防医学の視点から健康管理をしよう

犬であっても猫であっても、家族の一員としてともに暮らしていくためにはペットにも人間と同様の予防医学という考え方をあてはめて、健康に関するスケジュール管理を細かく行っていく努力が欠かせません。半年~一年に一回の健康診断はもちろん、各種ワクチンの接種、ノミ・ダニ予防薬の投与、あるいは一般的に生後5~6か月で推奨される不妊または去勢手術…。健康管理の過程では常に専門分野においてかかりつけで相談できるような信頼できる獣医さんを見つけておくことも大切です。

年齢なども考慮し、栄養バランスを整えて

犬の食事については品種や個体によって異なりますが、人間には大丈夫でも犬にとっては危険という食べ物がネギやにんにく以外にもたくさんあります。基本的には品種を考慮したうえで良質の材料を使った専門のドライフードやモイストフードをあげてください。また、餌は温めてあげると匂いを嗅ぎつけてよく食べてくれます。

栄養を無駄なく吸収できる品種に合った専門フードが大切という点では猫も同じ。ただ、子猫は成猫よりもエネルギー価の高い食事が必要になりますし、その逆に、高齢の猫は塩分やたんぱく質を控えめにするなど、年齢に応じた栄養バランスの管理にも気をくばってください。

 

間違った風説

よくある誤解(1)急激な温度変化などには要注意

寒い季節は、それぞれペットにあった防寒対策が不可欠です。特に犬は寒さに強いという認識だけがずいぶん先行していますが、急激な温度差や継続的な寒さは慢性疾患などを持つペットにとってはとても危険なもの。外に犬小屋がある場合は敷物を置いてあげたり、室内の犬や猫であれば自ら体温調節できるよう、暖房熱から逃げることができるようなスペースをつくってあげたりするなど、急激な温度の変化などを抑えてあげるような工夫が人間と同様大切になります。

よくある誤解(2)水分の補給とトイレはいつでもできるよう

特に冬場は水分をとる量が少なくなりますから、つい水の交換やトイレは頻繁でなくて大丈夫?と思ってしまいがち。でも、だからといって冷暖房をかけていることで部屋を閉め切ってしまいトイレに行きたいのに行けない!、あるいは飲料水が不足するといった状態を作ると膀胱炎や泌尿器系の病気、さらには不適切な排泄行動に繋がってしまいやすくなります。つねに新鮮な水が飲めるよう飲料水の交換は欠かさず、トイレにも行きたいときに行けるような状態にしておいてあげましょう。

いつでも専門家に相談できる環境が理想の環境

このほかにも、特にネット上の情報にはいくつかの誤解がまかりとおってしまっているケースが多々見受けられます。事前に本やネットなどから知識を得ることは大切でしょう。ただ、実際に飼う段階では獣医さんやブリーダーさんといった専門家の方々とよくお話しをしながら準備することが大切。何らかのトラブルが発生したときでも心強いアドバイスを求められるような環境こそ、もっとも大切なポイントになるのではないでしょうか。

 

避妊と去勢

飼い主として

恵まれない状況下に生まれてきてしまったことで、結果的に殺処分されてしまう犬猫の数は2009年現在、国内で年間約40万頭にのぼります。犬は年間約16万頭、猫は約24万頭。その多くは責任を持って飼うことができないにも関わらず産ませてしまったあげく、捨ててしまうという人間の身勝手さからうまれたもの。原因がわかっている以上、それは悲劇ではなく過失と言えるのではないでしょうか。殺処分の連鎖を断ち切るための第一歩は、まず飼い主が責任をもって不妊や去勢の手術を行うことにほかなりません。

早期に手術を行えば子宮および卵巣疾患や乳腺腫瘍の発生率低下につながるほか、精巣腫瘍や前立腺疾患の予防にもなります。メスの場合、最初の発情期前に不妊手術を行うと乳腺腫瘍の発生率がほぼゼロパーセントとなるといった報告もあるほど。病気の予防だけでなく、相手を求めて徘徊することによる事故や迷子の可能性も抑えられるほか、攻撃性も低くなるなど、不妊や去勢の手術にはさまざまなメリットがあるのです。殺されるために生まれる理不尽さを少しでも減らすことが飼い主の皆様に課せられた義務でもあると、リトルキャッツは考えています。

 

捨てられている犬猫がいたら

捨てられた犬猫の情報を保健所に連絡するだけで終わりであれば、それはほとんどの場合、殺処分へ直結していくことになるとお考えください。念のためご近所にも迷い猫であるかどうかなどは確認しつつ、仮に一時的にであっても可能なかぎり保護する努力をしていただきたいとリトルキャッツでは考えています。可能であればまずは最寄りの動物病院に連れていき、健康状態などを確認してあげてください。

保護しているあいだに不妊・去勢の手術を行うだけでも、それは次に生まれて殺処分されてしまう命の数を減らすという大きな意味があります。地方自治体によっては手術等に助成金を交付しているところもありますから、確認してみるのも良いでしょう。

また、インターネット上には当リトルキャッツだけでなく、里親探しのためのネットワークが数多くあります。多くの人々が熱意を持って捨てられた犬猫たちを救おうと活動していますから、くれぐれも「ひとりで手に持て余してしまう」と焦らずに。サポートしてくださる方々とともに、少しでも捨てられた犬猫の命を救っていただきたいと願っています。

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